自費出版の費用と相場

自費出版の費用と相場


自費出版の相場を知るには

自費出版の費用はその出来上がった本の状態、たとえばA5判のハードカバーで200ページ、部数は100部で…などなど、こうした条件だけで決まるものではありません。
出来上がった本は同じでも、原稿の状態や校正の方法、出版形態や販売契約の内容から自費出版本の所有権、売れた場合の出版社との利益配分などなどさまざまな要件によって自費出版の費用は決まります。

自費出版の相場を知るのは、100冊でハードカバーだといくら、というのではなく、制作費・材料費・販売管理費・広告宣伝費などそれぞれの費用ごとの相場を知ることからはじまります。

自費出版の見積りフォームや費用一覧表はあくまで目安

本の判型とページ数、部数などを伝えると見積り書がでてくるといった自動見積りフォームや価格の一覧表などを出している会社がありますが、これはあくまで目安です。

商業出版の場合でもこの著者でこの内容なら何部くらい売れるから、定価はこれくらい。そうすると制作にかけられる費用はこれくらいで、そうなるとページ数はこれくらいに抑えて、ソフトカバーだと高い値段を付けにくいからハードカバーにして…などと決めるのです。