装丁・デザイン費用の相場

自費出版の費用と相場


「費用は装丁家・デザイナーによって千差万別」とはいうものの…

装丁・デザインにかかる費用は担当する装丁家やデザイナーによって千差万別で一概に高い安いは言えないものです。
しかし、常識に考えて自費出版の装丁や本文デザインに1デザインで何十万もするような商業デザイナーやデザイン事務所が担当することがあるでしょうか。

DTPが普及する以前は、装丁・デザインの費用に加えてそのデザインに基づいた版下作成や製版などの費用がかかり、高額でしたが、AdobeIllustratorなどDTPソフトを使用した装丁・デザインが一般的となった現在では装丁・デザインの相場もだいぶ下がりました。
自費出版の著者や依頼主自身がデザイナーやデザイン事務所に直接依頼できるわけではなく、中間に自費出版社などが入りますので、何割か高くなるのが一般的ですが、カバー・表紙・帯・本扉などのいわゆる装丁一式で10万円前後が多いようです。写真集や実用書などではこのほかに本文デザイン費用が必要になります。その場合の費用は装丁費用にプラス5万円から10万円くらいで本の内容によってさまざまです。