自費出版に役立つ用語集
ISBNとは
ISBNとはInternational Standard Book Numberの略で、「国際標準図書番号」のことです。市販本では本の裏表紙と奥付に表記します。
ISBNは世界中で出版されている膨大な書籍の中から特定の図書を識別するためにつけられる番号で、自費出版の場合、市販しなくてもつけることは出来ます。図書館などでもISBNを書誌情報として利用しているところが多いので、付けておいた方がよいでしょう。
ISBNは以前は10桁でしたが、2007年から13桁化されています。
ISBNコードの構造は5つに分かれていてそれぞれが「-」でつながれています。最初の978は書籍を示す接頭数字で続く1桁の4は日本語圏を示す国記号です。
次の数字は出版社記号で2桁〜7桁までの種類があります
。この桁数は次の書名記号と合わせて8桁と決まっているのでこの桁数が小さいほど出版物を多く発行することができるということになります。
出版社記号が7桁の出版社では出版点数は10点までですが、2桁の出版社では100万点の出版が可能ということになりますので、自費出版の場合でも発行元の規模を知るための1つの目安にすることもできます。
最後の1桁はコードが正しいかを確認するための数字でチェックデジットとよばれるものです。
現在日本のISBN機関は日本図書コード管理センターです。
[ 2013年6月22日:更新 ]