自費出版に役立つ用語集

自費出版 契約時のポイント


台割とは

台割とは書籍や雑誌などの制作をする際に、全体を何ページにするのか、そしてどのページにどんな内容を入れるかなどを示した本の設計図のようなもので、通常16ページの倍数で計算します。

16ページ毎に1折・2折など折番号を付け、口絵や広告、色紙など本文紙と異なる用紙やカラーページなどを本文中に使用する場合、この折と折の間に挟むようにします。

自費出版など一般的な書籍で使用する判型であるA5判や四六判などでは通常製本工程で16ページで折るので、台割も16ページ単位となります。総ページ数が16の倍数にならない場合は半端のページを8ページ、4ページ毎にします。2ページの半端が出た場合には製本工程で糊付けとなりますが、仕上がりや造本の強度に問題がでることがあるので、台割を設計する段階で極力避けるようにします。

カラーページなどが本文中に入る場合もこの台割段階できちんと設計して、表面が4色でも裏面が1色になるよう設計することで印刷費用の削減にもなります。

文庫や新書本では32ページ折になる場合がありますので、その場合は32ページ毎台割を作成します。

また、雑誌などで多く用いられるA4サイズは通常8ページ折になります。8ページ折は、この他に絵本や写真集など厚い紙を使用するケースでも用いられますが、これは16ページ折をした場合に折本にしわができることを防ぐことを目的としています。  四六判、A5判、B5判の台割>>

[ 2013年6月23日:更新 ]






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