自費出版Q&A集
- 本が出来てから間違いを発見したら?
- 責了後の赤字が直っていなかった場合などを除いて、通常は出版社・印刷会社に賠償を求めたり、無償での作り替えを要求することはできません。
でき上がった自費出版本に誤りがあった場合や不良品が出た場合の対処方法は、契約書に記載されるべき要件のひとつなのですが、通常自費出版の契約では執筆者が校正責任者になります。
固有名詞の誤りや、誤りのために意味が変わってしまったり、第三者への迷惑が考えられるような場合は「正誤表」を作成し、本にはさみ込むという方法が一般的です。また費用はかかりますが、「一丁切替え」といって誤りのある1枚だけを印刷して、製本処理で差換えるという方法もあります。
市販本のように増刷があるような場合にはその際に訂正するのはもちろんですが、誤りの内容が重大でない場合は、発売元の出版社のホームページなどで正誤内容を開示してもらうなども一つの方法です。
でも、大切なのは誤りの出ないように本をつくることです。校正作業はじっくり、慎重に、特に責了時には家族・友人など第三者の目で読んでもらうなどするとよいでしょう。
更新:2013年6月20日
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