自費出版費用の支払い方法と支払い時期

自費出版 契約時のポイント


契約時には全額を支払わない

自費出版の費用支払い方法には、50%を契約時に、納品時に残金を支払うという方法、50%を初校時に、納品時に残金を支払うという方法、または契約時、初校時納品時に1/3づつ支払う方法などがあります。

契約時に全額を支払う方式の会社もあるようですが、こうした方法の会社は避けた方がよいでしょう。

自費出版など出版物を制作する場合には、完全データでの入稿を除いて契約時の見積り金額は概算になる場合がほとんどです。
それは入稿時に総ページ数など料金算出の基本要件が確定しにくい書籍制作では、仕方のないことでもあります。
見積もり時から総ページ数に増減があっても料金に変更がないというのは乱暴です。

契約書の内容に納得して前金を支払い、初校など校正の内容に納得して中間金を支払い、納品された制作物と見積もり時との契約内容の変化に応じた清算見積もりに納得して差額を含めた残金を支払うというのが理想です。

自費出版費用の支払い時期は…

契約時に1/3、校正時に1/3、納品後に1/3がベスト。

[ 2014年2月22日:更新 ]