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自費出版の画集・写真集をめぐるトラブル

自費出版 契約時のポイント


自費出版に限らず、印刷物の色が入稿原稿のモニタやプリンタの色と合わないといったトラブルは少なくありません。
色が合わない原因はいくつかあるのですが、代表的なものにモニタによる色のバラつきという問題があります。
モニタ色は「輝度」「白点色温度」「ガンマカーブ」という3つの要素に影響されます。「モニターキャリブレーション」といってこの3つの要素に左右されない色管理(カラーマネジメント)の施されたモニタを双方で使用している場合には色のバラつきと言う問題はありませんが、これはかなり少数派です。

モニタ以外に肝心のプリンタとの色合わせも困難です。こうした問題から、考案されたのがカラーマネージメントシステムです。カラーマネージメントはモニタやプリンタの色を測定し、測色的に一致させようという仕組です。この仕組みはWindowsやMac OSなどに搭載されていて、ユーザーがあまり意識せずに、色合わせができるようになっています。

カラーマネージメントの世界ではICCプロファイルを用いた方法が一般的です。

ところが自費出版などで使用される入校データには、プロファイルが埋め込まれていないことも多くあります。カラーマネージメントの基本は、まず元データがあり、それを出力するデバイスであるモニタやプリンタや印刷機に合わせて色変換をすることです。つまり元データのプロファイルと変換先のデバイスのプロファイルが必要になるのですが、元データにプロファイルがなければ、汎用的なプロファイルで代用することになり、このプロファイルが、OSやアプリケーションによって違うために、見た目の色も変わってしまうのです。

カラー印刷を専門にしている会社ではこうした色管理に精通した技術者がプロファイルがない場合でも色補正を行って見本の色調に近づけるのですが、カラーデータの取扱いに精通していない出版社や自費出版社では入稿されたデータそのままに印刷してしまい、結果としてトラブルになることもあります。 写真集や画集など色の再現性が大切な出版物の場合には、費用ばかりに目を奪われることなく、その会社の特徴を調べた上で発注することが大切です。

[ 2013年6月20日:更新 ]






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